ミナモが現在駆る、頭部から生えた2本の触角が特徴的な機体。

特筆すべきは機体召喚・維持における機士への負担の少なさであり、

アーキタイプの状態でならかなり長い時間召喚させ続けることが可能である。

 

・機体タイプ

機士と同一の存在として動く「同体型」かつ構造は生体型。

このタイプは体力=機士の体力となり

機体が受けたダメージを直接機士が感じる事になるデメリットがあるが

自分の身体として動かせるため、機士本人のポテンシャルが活きる。

そして機士=機体であるため、感情による性能ブーストが

非常に強く働き、数値以上の性能を軽々と叩き出す特性も持つ。

また操縦型の機体と比較すると「個」としての保存が強く働くため

機士の体力が減少する戦闘終盤まで機体の破損・欠損が

殆ど発生しないというメリットがある。

 

・機体性能

近接格闘をメインとするが、攻撃一発一発は軽め。

しかしそれを補って余りあるほどに行動の精度補正(自身の思い通りに動かせる度合)

や速度が高く、また中々の強度を持つ装甲が機体随処を覆っているため。

先の体力消費の少なさともあいまって非常に堅い。

また、物理攻撃の軽さも非常に高い行動精度から生み出される相手の弱点部位への

確実な攻撃や、瞬間的な身体強化を行なう事で補っている。

更に札などを用いた各種の妨害行動も充実。

一言で言うと相手にすると非常に面倒くさい。

 

そして、本機体はアーキタイプであるため「アーティファクト」を纏う事も可能。

魔導力消費量こそ増加するが、それに見合った機体性能の上昇が発生し

アテイストは様々な戦いに対応可能になるのである。

特に頻繁に用いられるアーティファクト「アンビギュアス」の実装形態の1つ

「神斬蟲」では全身の装甲強度が跳ね上がると同時に、

腕部の弾倉ユニットを用いた攻撃も可能に。

この機体を更に厄介な物に変える。