正式名称「ケライノー」、

ミナモを自らの居場所とするエレメントである。

1stフォームでは小鳥の姿を、2ndフォームでは幼いハーピーのような姿を取り

状況に応じて使い分けている。

存在の核となる行動は恐らく「支配欲・領域の支配」。

ミナモの膝の上は本人にとっての定位置のようであり

座っていると積極的に乗ろうとして来る。

 

3rdフォームでは周囲で起こる現象の在り方を制限する能力を持つ。

この力は普段は大気を制御することで「風」として繰り出されるが

高レベルの発動段階では使用可能時間こそ限られる物の

相手ごと空間の在り方そのものを変える

(=一時的にそういう世界にしてしまう)ため

空間内の存在は例外なくそのルールに従わされることとなる。

一方で機体との融合の際に機体に供給される魔導力の量は、

この制御能力の行使に用いられているためか、かなり少ない。

 

 

尤もこれらの高レベルでの空間情報更新の能力の使用は

使用後のケアが大変なので、

用いられる機会は滅多に無いのであるが。